
COLUMN
産業保健コラム
長時間労働面談の「記録完了」が、組織に蓄積する見えない負債——事後フォロー設計が生む生産性・法的優位性の構造
長時間労働面談を実施・記録するだけでは、法的義務の本質を満たしていない。業務調整が伴わない面談は、神経科学的・組織行動学的に見て「有害事象の記録装置」に成り下が…
仮面の下の損失——身体愁訴・遅刻・有給パターンが解読する組織の健康資本
うつ病の初期シグナルは精神症状よりも先に「行動データ」として現れる。遅刻増加・身体愁訴・有給消化の変化を組織観察の文脈で読み解くことで、プレゼンティーズムによる…
360度フィードバックが組織の真実を語る条件——匿名設計と結果活用の精度がハラスメント構造を解体する
360度フィードバックはハラスメントを可視化する強力な測定装置になり得る。しかし匿名性設計の誤りと結果活用の歪みが、加害者を温存させる逆機能を生む。神経科学・組…
人的資本の「見えない利回り」——産業保健投資を財務言語に翻訳し、開示義務化の時代を制する実務戦略
人的資本開示義務化が加速するなか、産業保健への投資をいまだ「費用」として計上している企業は、財務的にも戦略的にも誤った地図を持っている。労働経済学・神経科学・組…
在職中の「声なき告発」を組織の羅針盤に変える——SNS批判投稿が可視化するエンゲージメント崩壊の深層構造
在職中の従業員によるSNS上の職場批判投稿は、単なるコンプライアンスリスクではない。神経科学・組織行動学・労働経済学が示すのは、それが「心理的離脱の最終段階」で…
過少申告という沈黙を破る——長時間労働の「見えない残業」を組織知として可視化する法制度活用の実践論
月80時間超の時間外労働は産業医面談の義務要件だが、申告を妨げる職場文化が存在する限り、法的枠組みは機能しない。神経科学・組織行動学・労働経済学の知見を統合し、…
業界から応援の声

「Z産業医事務所」開設に寄せて
産業保健の保守本流は製造業。一方リモートワークとチャットワーク中心の新しい「職場」があるのも事実。その部分にアプローチするZ産業医事務所の野心的取り組みを応援しています。
大室 正志先生
産業医科大学医学部医学科卒業。ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社統括産業医、医療法人社団同友会産業医室を経て、大室産業医事務所(現職)。社会医学系専門医・指導医。著書『産業医が見る過労自殺企業の内側』(集英社新書)。
※ PR TIMESより転載
今だから、Z世代に特化した産業医を。
人的資本の開示が大企業だけでなく中小企業にも義務化の動きが進む中で、とりわけZ世代である新入社員・若手社員のメンタルケアを専門に行える産業医・精神科医は皆無と言ってもいいでしょう。
日本企業の未来を担うのは現在のZ世代社員たちです。従来の形骸化したメンタルケアではなく、彼ら人的資本への「投資型」メンタルケアこそが、今まさに求められている施策であり、私たち「Z産業医事務所」の急務だと感じております。
大室 正志 先生について
企業におけるメンタルヘルス業界の第一人者である大室正志 先生。
連載や対談、インタビューなど、さまざまなメディアでの発信をご紹介します。
※ 各媒体の記事・ページへのリンクです(掲載年月は各ページ公開時点)。
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